恋愛至上主義音楽の最先端を体感！THEラブ人間、ワンマンツアーファイナルはクアトロ

2009年1月、東京世田谷下北沢にて結成され、あらゆる街でありえない演奏をしながら、ありえないレコードを録音し発表し続けているTHE ラブ人間。「恋愛至上主義」をテーマに掲げ、今日も他人と解り合うことを願って血まみれの恋愛と青春の焦げ臭さを高らかに歌い続けている。2010年9月からライブハウス多会場往来自由パーティー＜下北沢にて＞をオーガナイズし始め、現在まで規模を拡大しながら、毎年時期を問わず開催し続け、2016年は春・夏・秋と開催の予定だ。

今年2月には新体制6人になって初であり、3年ぶりとなるサードアルバム『メケメケ』をリリース。今作はクラウドファンディングにより支援を集め製作した、すべてのTHEラブ人間ボーイズ＆ガールズと製作したアルバムとなっている。

MVにスピードワゴン小沢一敬出演していることでも話題となったラブソング中のラブソング、“コント”。2012年にライブツアーのみで演奏されたハイウェイソング、“GOOD BYE CITY”を大胆にリメイクしている。

THEラブ人間「コント」

金田流ゴスペルソングであり、初となる打ち込み曲“ハレルヤ”はトラックメイキングに、まつきあゆむ。まだ見ぬ恋の終わりを描いたデュエット作“こいのおわり”には新進気鋭のロックバンドsympathyのボーカル、柴田ゆうをゲストボーカルに招くなど、ゲストミュージシャンを交えた楽曲も聴き所だ。

まっすぐな言葉に甘美なメロウネスが映えるウエディングソング“花嫁の翼”。そして、失った恋を懐かしむ心を投げ捨てようと金田の魂が炸裂する“気分を出してもう一度”に併せ先行シングル“クリームソーダ”、“FUSHIGI DANCE”、“じゅんあい”、“幸せのゴミ箱”までも収録されており、曲ごとにいくつもの表情を見せている。

現在、リリースに伴い全6都市を巡る初のワンマンツアー＜サードアルバム『メケメケ』リリースワンマンツアー＞も折り返しを迎え、2016年4月3日（日）に渋谷 CLUB QUATTROにて開催されるツアーファイナルまであと少しである。誰になんて言われようとまっすぐに歩み続けるための力強さを描いた2016年THEラブ人間が表現する恋愛至上主義音楽の最先端をライブで体感して欲しい。

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text by Mako Masaya