Interview:水曜日のカンパネラ

――今日は「水曜日のカンパネラ」の構成メンバーである、コムアイさん、Kenmochi Hidefumiさん、Dir.Fさんのお三方にお越し頂いたんですが、まず、楽曲を担当されているKenmochiさんにプロジェクト名の由来から伺いたいんですが。

Kenmochi Twitterのエゴ・サーチでひっかかりやすい、漢字とカタカナがミックスされたようなものが良いなと思ってたんです(笑)。あと「毎週、水曜日に何か活動をする」っていう、コンセプトをあらかじめ決めておこうかって話を、Dir.Fとしてて、それはあんまり関係なくなっちゃったんですけど。

コムアイ 絶対、後付けだよね~(笑)。

――コムアイさんは「水曜日のカンパネラ」って名前については、どう思ってたんですか?

コムアイ 私が入った時点で、「水曜日のカンパネラ」って名前は既に決まっていたんです。正直、私としては「水曜日はいいけど、カンパネラってなんだかよくわかんないよ」って思って、二人にもそう言ったんですが、Kenmochiさんが絶対に「水曜日のカンパネラ」が良いって譲らなかったんで。

――元々のプロジェクトの発案者は、Dir.Fさんなんですか?

Dir.F そうです。このプロジェクトを考える前にKenmochiさんのCDをタワー・レコードで、たまたま聞いてて、凄く良いなと思っていたんです。その後、デザインフェスタというイベントで出会い、しばらくして「なんか面白いことをKenmochiさんと一緒にしたいな」って考えていて、ずっとインストを作ってきた人だから、歌モノのアーティストをゼロから一緒にやってみたら面白いんじゃないかと思って。

――その時には、コムアイさんのような女性ヴォーカルをたてて、やるってことは、決めていたんですか?

Dir.F それは最初からありました。Kenmochiさんに声をかけた時点で、既に一人女の子のメンバーは決まっていて、コムアイを誘った時には、もう一人増えていましたね。

コムアイ 水曜日のカンパネラは、最初は3人でやるって話だったんですよ。最初に入った子は、ストリートダンスを踊れる子で、二人目の子はエモい感じの歌の上手い子だったんですよ。でも、いつの間にか二人とも辞めちゃって。

Dir.F その頃は、Kenmochiさんが人数に凄くこだわっていたんで、二人がいなくなった後に、オーディションをもう一度開いたんですよ。

コムアイ でも、私はあんまり他の同世代の女の子とやることに慣れていなくて。気の合う人とだったらやってもいいかなと思えたんでしょうけど、オーディションをみててもそういう気にならなくて。一人でやるんなら、それでもいいかな、と。

Kenmochi でも、結果、オーライでしたねぇ。

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