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Regaが10周年を迎えるアニバーサリーの幕開け第一手として、2017年1月25日(水)にリリースする4thフルアルバム「Rega」のフルストリーミング試聴&セルフライナーノーツ再執筆企画vol.2

Rega 10th Anniversary 4th Full Album『Rega』
フルストリーミング試聴&セルフライナーノーツ再執筆
Vol.2 [2016.12.05(月)-12.14(水)]

溢れ出る感情をむき出しに表現する凄まじいライブ・パフォーマンスで、もはやインストゥルメンタルバンドの枠組みを超えて各地の音好きを魅了するRega。そんなRegaが10周年を迎えるアニバーサリーの幕開け第一手として、2017年1月25日(水)にリリースする4thフルアルバム『Rega』のフルストリーミング試聴&セルフライナーノーツ再執筆企画vol.2(vol.1及びリリース詳細はこちら)。

10日間ごと、2曲ずつのフルストリーミング・第二弾となる12月5日(月)〜12月14日(水)は、“Q”と“DOSEI”が試聴できるようになっている。当連載では、2008、2009年当時存在したメンバーによるセルフライナーノーツと、再録にあたって再執筆したセルフライナーノーツを、楽曲の試聴をしながら読んでいけるようになっている。10周年を迎えた現在、メンバーの楽曲に対する想いやプレイの変化も感じながら、曲がどのように成長していったかを楽しんでいただきたい!

3. Q

2009年当時

九十九里で出来た曲。九→9→Qと変化してこのタイトルに。破壊力十分のイントロから、プログレッシヴながらゆらゆら気持ちいいAメロ、波のようなギター。中盤の四つ打ちから、終盤へのスリリングな流れがまさにRega流。どこかオリエンタルな香りも漂い、ばっさり切って目まぐるしく移り変わる展開は、音楽理論全く無視の無国籍な雑食音楽に仕上がっています。ゆるさと心地よさ危なっかしさ、全て持ち合わせた曲です。

2016年12月現在

井出竜二(Gt)

上京して約10日目、中古の古いバイクと、ZOOMのマルチトラックレコーダーと、テキサスから日本へ来たばかり、18歳年上のストラトキャスターを手に入れたんですよ。そのレコーダーに“Q”のリフがおさめられてた。こないだ発見。吐き出してた。毎夜毎夜。あ、すまん浸ってました。九十九里の合宿、起きたら昭信とみー君が朝練してる音。何曲出来たんだっけな、あの合宿で。RONDORINAのツアー中オフ日に入ってた12時間パック、何曲できたんだっけな、全国各地のスタジオで。すまんまた浸ってた。この曲弾いてるとその時の事、なぜか色濃く思い出します。展開する度に景色が変わり、その景色に身を委ねフワフワ、最終的には無心で踊る。色んなとこ連れてってくれる曲ですよ。どこかに行きたくても行けない時、なんだかわからんがソワソワする時、この曲聴いてみて。

四本晶(Gt)

まだRegaに入る前の事。場所は大阪、鰻谷のライブハウス、当時の名前で言うとsunsui。そこでこの曲をライブで初めて観て聞いた時、見たことのない化け物が音の塊になって襲ってくるという謎の体験をした。

反骨精神に満ちたレベルミュージック、そしてとにかく攻撃的。当時の僕がRegaの音楽に対して抱いていた印象だが、“Q”はその最たるもの。変拍子の上で絡み合う弦楽器のフレーズと、地鳴りのようなドラムの高速ビートを使って、彼らは闘争心丸出しの謎の化け物を召喚していた。

ライブを観て初めて受けた謎の体験。壮大な儀式を観ている印象でした。Regaってますます謎。“Q”。

青木昭信(Ba)

九十九里の“Q”なんですね。忘れてました。すっかり。

バスキアって画家がいますよね。彼の作品を1センチ角に切り取っても、それがバスキアだとわかると何かで読んだんです。その細胞が散りばめられていると。この曲も沢山のネタが合わさっていて、どの小節もRega。制作が何日にもわたるとアイデアがどんどん付け足されて行く。良くも悪くも。自問自答の日々ですね。ということでクエスチョンの“Q”。

もしくはバスキア(Basquiat)のqってことにしましょうか。

三宅隆文(Dr)

この曲は今聴くと、無理矢理感もあるけどしっかりまとまってる不思議な曲です。Aメロの16分で刻むドラムから、どんどん目まぐるしく駆け抜けていきます。よくこんなドラムつけたなと思います。今だともっとシンプルにするだろうな、と思いつつもやはりこの曲はこのアプローチだからいいんだろうなと思います。

4. DOSEI

2009年当時

Coolで壮大な楽曲です。アルバムの折り返し地点(*注:前収録アルバムでは真ん中の6曲目)。太陽から土星へと、旅は続きます。どこか懐かしい雰囲気のギターメロ、その後ろで地をはうようなベースとドラム。ドラマチックな展開が、聴き手を宇宙旅行へと招待してくれます。真っ暗な宇宙を、最上級のダンスミュージックと共に、なだらかに遊泳して下さい。どっしり安心感があり、切れ味鋭い一面も持ち合わせる。聴き込めば聴き込む程、曲の味が湧き出てくる曲です。RONDORINA以前からあったネタをツアー中に完成させました。

2016/12月現在

井出竜二(Gt)

途中のギターブレイクのフレーズ、あそこよあそこ。あっこからまたゾクゾクするとこ。あのフレーズは昭信が持ってたネタから拝借しました。おもしろいもんでね、持ってるものが違うからこちらも刺激的なんですよ。そういうやり取り。

今聴くと硬い弾き方やな〜とか、力入っとんな〜とか、ピッキングのニュアンス甘いな〜とか。唄ってるみたいに弾きたい、喋りかけるように弾きたい、時には隣に寄り添うように弾きたい、当時からずっと思ってた事。少しは成長できたのかな? どうやろ? どう思う?? 10年あっちゅう間。あのギターしか弾いてない。ずっと一緒だ。少しは年齢の差埋められたのかな?これからもよろしくよぅ。あれ? この文章なんに使うんやっけ……??

四本晶(Gt)

色気のある曲だから、艶っぽい所は艶っぽく。なんだけど、艶出しすぎると今度はエモくなり過ぎてしまうので、押す所は押す。シンプルなアルペジオフレーズが並ぶ分、弾き方で表情が変わるから、表現するのが実は結構難しかったりする。

今回、アレンジはあまり加えていないが、そんなニュアンスの部分を意識して弾きました。実は結構メンタルを使う分、曲の世界にどっぷり入り込めるから好きです。色々勉強させてもらいました。

青木昭信(Ba)

10年という月日が流れましたがまだ土星には行った事がありません。何故土星なのかもよく思い出せませんね。

これぐらいのBPMの曲はライブでやってると心地いいですね。勿論、他の曲ありきですが。名バイプレイヤーってやつですかね。どっしりゆらゆらと踊れる。ギターのコミカルさと弾きすぎない『間』っていうのが絶妙に構成されてます。前のスタッフが大好きな曲だったな。この曲を聴いて宇宙を感じても人に言わない方がいいですよ。あと土星見えたなら早めに病院いきましょうね。

三宅隆文(Dr)

土星ですね。この曲は最後のギターブレイクのあとの四つ打ちのドラムのプレイを昔よりドッシリさすことを意識して演奏しました。当時は四つ打ちの解釈が1パターンしかなかったんで笑。まぁそれはそれでなんか潔いんですけど、このテイクはちょっとちがうアプローチの四つ打ちを叩いてます。

EVENT INFORMATION

4thアルバム「Rega」リリースパーティー
Album Release Party「Rega 10th BIRTHDAY」

2017.01.13(金)
OPEN 18:30/START 19:00
梅田Shangri-La
ADV ¥3,000/DOOR ¥3,500(ドリンク代別途必要)
Guest:Sawagi
ぴあ(P:314-686)、ローソン(L:57763)、e+

2017.01.20(金)
OPEN 18:30/START 19:00
新代田FEVER
ADV ¥3,000/DOOR ¥3,500(ドリンク代別途必要)
ぴあ(P:314-309)、ローソン(L:74627)、e+

詳細はこちら

RELEASE INFORMATION

4thFull Album『Rega』

2017.01.25(水)リリース
Rega
¥2,300(+tax)
【収録曲】(全12曲)
1. mexico
2. endoor
3. Q
4. DOSEI
5. pingpong
6. Sunship
7. Dress
8. JOG
9. Orange
10. Wreck
11. VIP -O.N.O Remix-(THA BLUE HERB / STRUCT)
12. VIP –oma Remix-(REVITALIZED / STRUCT)

WDSR-001
WORDS Recordings


詳細はこちら

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吉本 翔(Sho Yoshimoto)

吉本 翔(Sho Yoshimoto)

コラムニスト

WORDS / WORDS Recordings(Rega, Akinobu Aoki)。レコード会社勤務後、tricotという稀有な爆裂インディーバンドの海外展開担当を経てBAKURETSU INTERNATIONAL主宰、現在に至る。いろいろ、クロスオーバーさせたいのです。感受性を研ぎ澄ますことこそがピースを生むのでしょう。なーむ。(Icon by Akinobu Aoki)

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