Report:Red Bull Music Academy Weekender Tokyo

11⽉1⽇(⾦)~4⽇(⽉・祝)東京都内のさまざまな会場で⾏われた<Red Bull Music Academy Weekender>では、あらゆるジャンルを網羅した7つのイベントで、普段はあまり交流することのないアーティストや⾳楽ファンたちが各会場を満杯に埋め尽くし、東京の週末を盛り上げました。

Day1 “Opening Party”
東京「築地本願寺」でヘンリック・シュワルツが、オーケストラ向けに書き直した⾃⾝の代表曲を⽇本の若⼿交響楽団(27⼈編成)と⽣演奏で披露。

Day2 “Damo Suzuki’s Network”
⻄⿇布の「SuperDeluxe」ではクラウトロックのパイオニアで元CANのヴォーカリストであるダモ鈴⽊のキュレーションにより灰野敬⼆、オマー・ロドリゲス・ロペスなど総勢20名が7時間に及ぶ即興演奏を披露。

Day2 “Beacon in the city”
渋⾕「WWW」ではネットラジオ”dublab.jp”の協⼒により、LA からデイデラスとdublab主宰のフロスティを招聘し、⼀夜そのものがラジオ番組のような”Beacon in the city”を開催。

Day3 “Culture Fair”
表参道のギャラリー「BA-TSU ART GALLERY / Gallery COMMON」ではDJ KRUSH×DJ Cosmoによる名盤リスニング&トークセッションをはじめ、レコード、本、写真展など⾳楽を五感で楽しむカルチャーフェアを開催。

Day3 “Club Night”
渋⾕「SOUND MUSEUM VISION」でアシッドジャズの偉⼤なオリジネイター、ジャイルス・ピーターソンをはじめ、ジャザノヴァから中⼼⼈物であるアレキサンダー・バーク、UKの若きプロデューサーのコアレス、松浦俊夫、沖野修也など国内外の著名アーティストが⼀挙集結。

Day3 & Day 4 “EMAF TOKYO 2013”
恵⽐寿「LIQUIDROOM」ではダイアモンド・ヴァージョン、フェネス、ヤン富⽥など計40組以上が出演する電⼦⾳響の祭典<EMAF TOKYO 2013>を2⽇間に渡って開催。また電⼦⾳響の名⾨“raster-noton”のカールステン・ニコライ、電気グルーヴ~ソロ活動まで今なお唯⼀無⼆のサウンドを表現する砂原良徳が、それぞれ⾳楽に対する姿勢、制作秘話、インスピレーションの源について⽣の声を聞かせました。

Day4 “Closing Party”
恵⽐寿「Time Out Café & Diner」にて<Red Bull Music Academy Weekender Tokyo>を締めくくるクロージング・パーティーを⼊場無料で開催。ディープハウス界のポリティシャンDJスプリンクルズがロングセットで盛り上げました。

★Qeticでも全公演のレポート特集掲載します!お楽しみに!!

Highlights:Red Bull Music Academy New York City 2013

Studio Science – Four Tet
エレクトロニック・ミュージックのプロデューサー、フォーテットが特別にデザインされたスタジオで参加者へ⾳楽制作のアドバイスをしながら、彼のライブセットについて解説。

Giorgio Moroder – DJ Set
ドナ・サマーやフィル・オーキーなど数々のヒット曲を輩出した名プロデューサー、ジョルジオ・モルダーがNYの<レッドブル・ミュージック・アカデミー>開催中に初のDJを披露。彼の過去の作品等をショーケースしたクラシック・セットは必⾒。

Culture Clash NYC 2013
<レッドブル・ミュージック・アカデミー>の⼈気コンテンツのひとつ「Culture Clash」がNYで初開催。2チェインズ、レイクウォン、ロビン S、ニナ・スカイ、キャムロンが出演。

Philip Glass – Lecture
伝説の作曲家フィリップ・グラスによる<レッドブル・ミュージック・アカデミー>のレクチャー映像

Brian Eno: Taking Manhattan (By Strategy)
<レッドブル・ミュージック・アカデミー>が配布するニュースペーパー「Daily Note」に⾳楽ジャーナリストのサイモン・レイノルズが寄稿した記事。ブライアン・イーノがNYでの⽣活において残した数々のクリエイティブ作品について探る。

Event Information

Red Bull Music Academy
2014年秋開催!
参加者募集期間:2014.01.15(水)~03.18(火)予定