700万年余り、君たちの誕生以来、
ワレワレは君たちへのコンタクトを試み続けてきたが、
遂に今日に至るまで、ワレワレの信号を理解することが出来なかった。
その能力があったにもかかわらずだ。
ワレワレは君たちを見離すことにした。
既にワレワレは、地球上の他の生物との交流を始めている。
彼等はワレワレの信号の解読能力とその実行力において、大いに優れている。
君たちの生存にはもはや関知しない。
危ないぞ!

麿 赤兒

駱駝艦の主宰者であり振付・演出を行う、麿赤兒が独自の空想・妄想により未だ解明出来ないことが多々ある「ムシ」の世界へと入って行く。我々が生き残るためには「ムシ」の指令に耳を傾けなければならないーー。麿赤兒が織りなす新たなファンタジー。2年の時を経て、発表された<ムシノホシ>が6月26日(木)より公演開始。

’12年7月、世田谷パブリックシアターに於いて、大駱駝艦創立40周年を記念して発表した<ウイ ルス>は’13年6月<モンペリエ・ダンス・フェスティバル(フランス)>、11月<マドリッド・ダンス・フェステ ィバル(スペイン)>で公演を行い、今現在の大駱駝艦舞踏として大きな評価を受けた。

音楽には、尺八の名手にして様々な音を生み出す土井啓輔と、DJ・ミュージシャン、作曲家でありデトロイト・ テクノを代表する存在のジェフ・ミルズが<ウイルス>に続きタッグを組む。ポスター・チラシは、丸の内JPタワー内のインターメディアテク展示室にて荒木経惟による撮り下ろし写真を使用、常識を覆すデザインで注目を集める祖父江慎が図匠を担当している。

<ムシノホシ>
地球上で唯一「知・智」を得たモノは人であると信じ、未来を見据え様々の進化・発展を願い良きことと信じ邁進してきたヒト。 しかしながら、進化や発展を願うばかりに、自身を変えよう・変わろうとすることはなく、常に周りを変えることによって生き延びようとしてきたが、その方法は既に行き詰まっているように思う。人は大きな夢と希望を持ち、未知なる宇宙への憧れを抱き、様々な研究を続けているが、実は他のホシからは、何億年も前から人に危険信号を発信し続けているのではないだろうか。その信号を受け止めることが出来ない人は既に無用となり、人よりもその存在として歴史を重ねている「ムシ」 にこそ、メッセージが届けられているのではないだろうか。 「ムシ」たちは地球上の多様な環境の中、自らを変えようし、変えることによって生き延びてきた。そのことこそが、全宇宙からのメッセージを受け止めていることの証しではないのだろうか。

Event Information

ムシノホシ
2014.06.26(木)-29(日)@世田谷パブリックシアター

26日(木)19:30-
27日(金)19:30-
28日(土)15:00/19:30-
29日(日)15:00-
開場は開演の30分前より

TICKET:
S席(1F・2F全席指定)ADV ¥4,500/DOOP ¥5,000
※劇場友の会:¥4,300(S席前売のみ劇場チケットセンタ又はオンラインチケットにて取扱)
※せたがやアーツカード:¥4,400
せたがやアーツカード割引(世田谷区民対象)は、S席前売のみ劇場チケットセンターまたはオンラインチケッ トにてお求めいただけます。(要事前登録)
A席(3F整理番号付自由席)ADV ¥3,000/DOOR ¥3,500
大駱駝艦、世田谷パブリックシアターチケットセンター、劇場オンラインチケット、チケットぴあ(Pコード:435-275)、イープラス

CAST
振付・演出:麿赤兒
出演:麿赤兒、村松卓矢、田村一行、松田篤史、塩谷智司、奥山ばらば、湯山大一郎、若羽幸平、小田直哉、小林優太、金 能弘、宮本正也、我妻恵美子、高桑晶子、鉾久奈緒美、藤本梓、梁 鐘譽、伊藤おらん、齋門由奈、岡本 彩、三田夕香、柏村さくら(麿赤兒+21名出演)
写真・題字:荒木経惟 図匠:祖父江慎 音楽:土井啓輔 ジェフ・ミルズ 衣裳:堂本教子 美術:安部田保彦
舞台監督:中原和彦
照明:森 規幸(balance,inc.DESIGN)
音響:及川誠之(SHOW-YA projecT)

主催:キャメルアーツ株式会社
提携:公益財団法人せたがや文化財団/世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区
制作協力:大駱駝艦
宣伝協力:株式会社ポスターハリスカンパニー
協力:AaT Room/cozfish/株式会社アイネット 文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)