星原喜一郎と申します。普段は新宿MARZ(以下、MARZ)というライブハウスの店長と、<New Action!>というDJ・ライブパーティーの主宰をやっています! なんですが、あと2ヶ月でMARZを退社し、<New Action!>も一時休止します。なぜかって? ワーキングホリデーで1年間カナダへ行く予定なんです! 

世界一の多文化主義と言われるカナダの人々から、「お前は日本で何をしてきたのか、日本の音楽教えてくれ」というありがちな問いへ向けての前準備も兼ねて、MARZにも<New Action!>にも縁のあるアーティストの中から、外国人に紹介してみたい10組を選出しました。

星原喜一郎 外国人に紹介したい日本人若手アーティスト10選

#1. DYGL – Waste of Time

まず真っ先に浮かんだのがDYGL。海外インディーシーンにおける、サーフ・パンク・ガレージ・オルタナティブの音楽に影響を受けたのが直感的に分かる正統派サウンド。彼らとの出会いは5年前、僕がMARZで勤め始めて間もない頃、Vo.秋山くんが、Timothy Work名義でYKIKI BEATとDYGLの曲をサウンドクラウドに上げてるのを見つけたのがきっかけです。当時受けた衝撃は未だに覚えてます。「え!これ日本人がやってるの?」って。それ以来ずっとファンで、MARZにも<New Action!>にも何度も出てもらってきました。最近は日本とアメリカを行き来し、ワールドワイドに活動する彼ら。紹介して納得いかない顔でもされたら、即座に帰国しようと思います! 

DYGL – Waste of Time

#2. Tempalay – Have a nice days club

2014年の夏結成ながら、わずか一年足らずのうちに東京を中心としたインディ・シーンにてメキメキと頭角を現してきたTempalay。昨年も、アメリカのフェス<SXSW>へ出演したり、日本各地のフェスへも引っ張りだこだったり、MARZとしては年越しイベントのカウントダウンを務めてもらったり、とその勢いは止まりません。西海岸系脱力ローファイサウンドの楽曲は、海外の人にも馴染みやすいはず。カナダインディロック界のヒーローMac DeMarcoとも親交が深いので、それ推しで紹介してみましょう。

Tempalay – Have a nice days club

#3. TENDOUJI – LIFE-SIZE

パワーポップ・グランジ・サーフから古き良き時代のブリット・ポップまで様々な海外シーンの往年のサウンドをまるっと飲み込んで、キャッチーに消化したようなバンド。彼らは現在30歳で僕と同い年。30歳のバンドマンて聞くとまあ別に普通ですが、結成がなんと2年前。28歳でバンド始めようって凄くないですか?かっこ良すぎます。そこら辺の若手に負けないバイタリティとフットワークの軽さで、ここ2年で「東京インディ・シーン屈指の愛されバンド」に成長しました。現時点での僕の拙い英語力では「They Are Japanese Dream!!」って紹介したいと思っています。

TENDOUJI – LIFE-SIZE

#4. NOT WONK – Laughing Nerds And A Wallflower

北海道・苫小牧を拠点に活動する3ピースバンド。パンク、メロコア、エモ、グランジ、インディー等のエッセンスを、94から95年生まれによる絶妙な距離感とニュートラルな感性をもってクロスオーバーさせて生まれたセンス光る楽曲陣。2015年に1stアルバムを、2016年に2ndアルバムをリリースしたのですが、どちらも最高のアルバムではあるんですけど雰囲気が全然違くて、振り幅がすごいなと。1stはどちらかといえばキャッチーでポップで疾走感あふれるサウンド、2ndは無駄のないソリッドかつ重厚でエモーショナルなサウンド。現在、若干22歳の彼ら。今後さらにどう進化していくのか……目が離せない存在です! 

NOT WONK – Laughing Nerds And A Wallflower

#5. Homecomings – SOMEWHERE

京都在住、女の子3人+男の子1人の4ピースバンド。現行のUSインディーから90年代のギターロック要素を吸収し、現代の空気感で表現しているような、しっかりとしたサウンドとチャーミングなボーカルがとても魅力的です。バンドのグッとくるコーラスとメロディが染みるこの曲は、2015年6月にリリースした『New Action!~Compilation Vol.2~』にも収録させてもらったり、個人的に大切な1曲となっています。

Homecomings – SOMEWHERE

外国人に紹介したい日本人若手アーティスト残り5組とは?

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text by 星原 喜一郎