渋谷慶一郎、YKBX、evalaら、第一線を走り続けるアーティストが結集してつくられたボーカロイドオペラ『THE END』のライブバージョンが、<THE END on the Beach>として11月18日、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで開催される<『Abū Dhabī Art Festival(アブダビ・アートフェスティバル)>で上演されることが明らかになった。

会場となるのはアブダビのビーチ、本公演のために設置された特設会場と巨大スクリーンで『THE END』の象徴的なアリアがリアレンジされ、ビートは大幅にブラッシュアップされる模様。

渋谷慶一郎+初音ミク『THE END』の快進撃が止まらない!今度はアブダビのビーチで公演 14808714_10157617025365585_2020032867_o-700x700

ボーカロイドオペラ『THE END』は、2012年の初演以来、日本のみならず世界各地で公演を続けており、2016年8月のドイツ・ハンブルグとデンマーク・オーフスでの公演での大成功も記憶に新しい。

今回のアブダビ公演は8月の<THE END・ハンブルグ公演>を観劇したアブダビ・アートフェスティバルのキュレーターが感激し、帰国後の9月に渋谷にメールでダイレクトブッキング、11月に実現という驚異的なスピードで実現した。

YKBXによる映像も一新され従来ホログラムを含む6面のスクリーンで構成されていた『THE END』を巨大な一面のスクリーンに表現するにあたり、無数の映像ループの掛け合わせによる象徴的な断片が不連続に反復する極めてアーティスティックでエッジの強い表現となっている。また映像のエディットには若手最注目のアーティスト・涌井智仁がコラボレーションしていることも見逃せない。

渋谷慶一郎+初音ミク『THE END』の快進撃が止まらない!今度はアブダビのビーチで公演 sJPG_-4355-700x467

今回<THE END on the Beach>が招聘された<Abū Dhabī Art Festival(アブダビアートフェスティバル)>は、今年で8回目を迎える。世界中から選りすぐられたコンテンポラリーアートのギャラリーが集結するだけではなく、舞台作品を含むダイナミックなプログラムを提示している。ヨーロッパやアジア諸国のアートギャラリーにとっても、新たなアートの需要が期待できるエリアとして注目されており、そこで披露される作品は、目新しさだけではなく、時の洗礼にも耐えうる普遍性が重要視されているという。

渋谷慶一郎+初音ミク『THE END』の快進撃が止まらない!今度はアブダビのビーチで公演 StRegis3-700x691

そんな中行われるアブダビ初演となる<THE END on the Beach>のライブセットは、年末に日本での凱旋公演が予定されているという。

EVENT INFORMATION

THE END on the Beach
Live Version of “THE END” Premiere

2016.11.18(金)
START 22:30(現地時間)
Asia de Cuba、St. Regis Corniche Beach and Night Club
Music by Keiichiro Shibuya+evala(ATAK Dance Hall)
Visual by YKBX
Sound Mix by Yoshiyuki Kanamori
Visual System by Masato Tsutsui
Visual Edit by Tomohito Wakui
Technical Coordination by So Ozaki

詳細はこちら

渋谷慶一郎 オフィシャルサイト Facebook