“レゲエ”といえば皆さんは何を思い浮かべるだろう? 〈レゲエの神様〉として有名であり”レゲエ”といえばボブ・マーリーである。ただここで紹介したいのはそんな神様ボブ・マーリーや彼の所属したウェイラーズのバーニー・ウェイラーやピーター・トッシュらに歌やハーモニー、作曲から音楽業界のノウハウに至る全てを伝授した「伝説の偉人」がいる。それが今回ご紹介するジョー・ヒッグス。かのジミー・クリフにも”レゲエの父”と呼ばれ、レゲエを語る上で欠かせない存在である。

「俺は奴らにハーモニーを教え、歌の構造や基本的なルールまで色んなことを全て教えた。ボブ・マーリーに音に対する意識とは何かを教えるのには時間がかかったよ。ピーター・トッシュもだな。ヤツらはしょっしゅう曲のキーを見失うんだ。」 ―ジョー・ヒッグス

UKの信頼おけるレゲエ専門のリイシュー(再発)レーベルとしてファンから絶大な支持を得る〈Pressure Sounds〉がこの夏に届けてくれた1枚は、音楽史の懐の深さ、そして「音楽」とはやはり素晴らしいものであるということを我々に教えてくれる。


Joe Higgs – Sons Of Garvey

本作は1978年3月にアクエリアス・スタジオで録音され、名曲“Sons Of Garvey”、タイトル曲でもある“Unity is Power”の他、ラブソングも多く収録。全編に渡って歌声を楽器のようにフレージングさせるジョー・ヒッグスの魅力を十分に詰め込んだ、レゲエを超越した壮大な傑作。さらにCDには1973年に自身の〈Elevation〉レーベルからリリースし、ジャマイカ政府観光局がスポンサーをつとめたコンペティションでNo.1に輝いた“Invitation To Jamaica”、さらにその別ヴァージョンもボーナス・トラックとして収録!! この夏の1枚確定!!!

【Qetic限定公開】ジョー・ヒッグスの秘蔵写真!!

今回のリイシューではエイドリアン・ブートの貴重なレア写真と、レゲエ歴史家ロジャー・ステファンズによる英字解説を掲載されます(国内仕様盤にはその対訳が封入)。エイドリアン・ブートは、1970年より初期のNMEやメロディメーカー、タイムズ、ガーディアン、ザ・フェイスなどで写真を撮る英国でも有名な音楽写真家の一人です。

今回はその中でも非常に貴重なジョー・ヒッグスの写真を〈Pressure Sounds〉の首領ピート・ホールズワースさんのご好意により【世界でもQeticに限定掲載!】となりました〜! ビガップ!!!

伝説の『ジャマイカの偉人』の美しく壮大な傑作が“奇跡”の再発!【Qetic限定】秘蔵写真も世界初公開! news130821_joehiggs

©Adrian Boot

Release Information

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