先日の8月15日と翌16日に、東京と大阪の2会場で開催された日本最大級の都市型音楽フェスティバル<SUMMER SONIC 2015(以下、サマソニ)>。16年目を迎える同フェスの今年の見どころのひとつが、東京1日目の深夜帯に開催されるオールナイトイベント<HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER>! 例年は<MIDNIGHT SONIC>としてオールナイトイベントが開催されていたが、今年の深夜帯は気鋭の洋楽レーベル〈HOSTESS〉が手掛ける<Hostess Club Weekender(以下、HCW)>と共同で開催された。中でも、今回最も注目となっていたのはレディオヘッドのトム・ヨーク『Tomorrow’s Modern Boxes』の再現ライブだろう。会場では、アナログ盤と配信のみでリリースされていた『Tomorrow’s Modern Boxes』のCD盤が急遽ゲリラ販売されるなど、開演前からライブに対する期待感が煽られていった。

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当日は<HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER>のための別売りのチケットも用意されたのだが、<サマソニ>のリストバンドを着用していれば誰でも入場可能となっていたため、<サマソニ>1日目の最後のアクトが終わった後もまだまだ残っている人は多く見られ、例年の深夜帯以上に賑わっていたように感じられた。会場では<HCW>常連のようなフェスファッションに身を包んだお洒落な若者が多く、今までの<HCW>や<サマソニ>にはいないような人達がそれぞれ混在していたのも今回の特徴のひとつであろう。

またトム・ヨークだけではなく、フランツ・フェルディナンドとスパークスのコラボプロジェクト、F.F.Sやスピリチュアライズド、Bo Ningenというインディバンド勢や、バイオや、マシュー・ハーバート、ジョン・ホプキンスのエレクトロ勢で、はっきりとステージが分けられているのも特徴的だった。

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<HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER>タイムテーブル

そんな<HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER>、豪華アーティスト大集結となった深夜の素晴らしいライブ・パフォーマンスを振り返ってみたい!

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