“この道を行けば、どうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。”--僕はいつも大きな壁にぶち当たった時、プロレスラーの入場曲を聞いて「あの人達はもっと高い壁を越えてるのだから」と自分を奮い立たせています。この10曲を聴けば24時間365日爆進間違いなし!あと、プロレス会場に行く時のBGMにもお勧めです。自分がレスラーになって入場してるみたいな気分になれますので、ぜひ試してみてくださいね。

ダゼー・ファンクJr.が選ぶ 迷わず行けよ、行けばわかる曲10選

#1. 道標明 – みちしるべ

とはいえ、スタートからの飛ばし過ぎは良くないので、まずは演歌の世界で男道に浸りましょう。今年の夏に異例の演歌デビューを果たした新日本プロレス田口隆祐さん扮する道標明(みちしるべあきら)さん。関ジャニ∞ファン「エイター」にちなんで自身のファンを「シルベスター」と呼び、「ミスチルとみちしる、名前が似ているから一緒にライブしたい。」と目標高く言い放つ道標さんの今後が楽しみです。

道標明 – みちしるべ

#2. 布袋寅泰 – IMMIGRANT SONG

こちらは暴走キングコング真壁刀義さんの入場曲。かつてはあのブルーザーブロディーも入場曲として使用していたレッド・ツェッペリンの原曲を、布袋寅泰さんが迫力満点にカバーしてくれています。試合中は決してスイーツではなく荒々しいファイトを繰り広げる真壁さんの印象にピッタリな1曲です。さぁこの曲を聴いて、今日の悩みにキングコング・ニードロップ!!
布袋寅泰 – IMMIGRANT SONG

#3. NJPW – RAIN MAKER

曲名にもある通りプロレス界に金の雨を降らせているチャンピオン、オカダ・カズチカの入場曲。なんと作曲者は道標明“みちしるべ”と同じ北村陽之介さん! 作曲の幅広さすごい!! ずっとアゲっぱなしの曲調に、聴いてるこっちまでテンションが上がって、曲に合わせて思わず「HEY!」と叫んでしまいますね。これを聴いて頑張る自分はまさに「レェェェェェベルが違うんだよ!!」。
NJPW – RAIN MAKER

#4. NJPW – BUSHI-DO

僕が今一番お洒落だと思うマスクマンBUSHI。毎回見るたびにお洒落なマスクが羨ましくなります。あのマスク、いつかご本人に借りて被ってみたい……。そんなBUSHIさんは入場曲もすごくお洒落! かっこよすぎて、サマーソニックのステージで流れても全然違和感なく盛り上がれるレベルですね。来年のハロウィンでコスプレする女子は、この曲を流しながらBUSHIさんマスクでお願いします。
NJPW – BUSHI-DO

#5. KAZSIN – STARDUST

次は何の曲かって!? その答えは……トランキーロ!! あっっっせんなよ! ……というベタな冒頭になりましたが、現在ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンで猛威を振るう内藤哲也の入場曲“STARDUST”。ロスインゴを結成するかなり前の2011年から使用されてる入場曲ですが、現在でも何も違和感ないというか……むしろ、更にピッタリになってる気がしますね。この曲を聴くと、スランプを必死に乗り越えて、ブーイングを大声援に変えた内藤伝説を噛み締めて、僕もまだまだ頑張れます。
KAZSIN – STARDUST

ダゼー・ファンクJr.が選ぶ残り5曲とは?

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PROFILE

3歳でメキシコにわたり、4歳で本場ルチャリブレのチャンピオンに輝いた気がする。覆面レスラーは神聖なので、決して人前ではマスクを脱がない。国会議事堂でもマスクを脱がなかったグレート・サスケや死後もマスクをしたままで葬儀が行われたエル・サントがこれに代表される。

連載コラム「みちくさボンバイエ」
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