ーークラブが大好きな人たちが堂々とクラブに行って、これからクラブに遊びに行く若い世代へと道筋を作るために尽力した人たちがいて……この法改正という結果があるんですね。

DJ AMIGA ここからの私たちができることは「PLAYCOOL」キャンペーンです。当たり前ですが、「クラブで違法な行為はしない、飲み過ぎてクラブの内外で迷惑をかけない、そういう当然のことを守ってスマートでクールにクラブを楽しんで格好良く遊んでいこうよ。」そのためのキャンペーン活動を継続していきます。そしてクラブ・DJのイメージアップ、地位向上ですね。

WASEI CHIKADA 「PLAYCOOL」はクラブに遊びに来る人だけじゃなくて、出演者もしっかりとプロ意識もっていかないといけないと思います。法改正を機に、国内でもDJの需要が増えるでしょう。これまでコンプライアンスの観点から法的にグレーなクラブに対してスポンサードできなかった企業も、積極的にイベントをサポートして行ってくれるはずです。

Armin van Buuren & The Royal Concertgebouw Orchestra perform for new Dutch king Willem-Alexander

ーー世界ではDJが公のイベントでも活躍していますよね。アテネオリンピックではDJ TiestoがDJをしたり、2013年のオランダ新国王即位記念イベントでは世界的なトランスDJであるArmin van Buurenがオーケストラと共に出演したり。

DJ AMIGA 改正風営法が施行されれば、これから日本でも政府公認の仕事がDJにも来る機会が増えていくと思います。もちろんそれだけでなく、今までクラブでの活動をメインとしていたDJも活躍の場がより幅広いシーンへと変わっていくはずです。

WASEI CHIKADA 風営法の改正でやっと国内のクラブとクラブカルチャー、そしてDJが正々堂々とスタートラインに立つことができます。これからは技術のある若い人たちを応援していかなくちゃいけないですし、国内で本当にいいDJが育つ環境を作らないといけません。そのためにも子供たちや、これからクラブに行く世代の人にもダンスミュージック・クラブカルチャーをしっかりと知ってもらえるようにもしていかないといけないですね。

DJ AMIGA 国内では中学校の必修科目にダンスが加わりましたね。そういう所にも音楽講師でDJを招いて、ただ踊るだけじゃなくてダンスミュージックから音楽の概念やカルチャーも一緒に伝えていけるような活動をしていきたいです! きっとさらにダンスの楽しさを知って授業も楽しくなると思います。

WASEI CHIKADA クラブに遊びに来る人も、DJ・アーティストも模範になるように振る舞わないといけません。やっと法律の枠組みが変わることが決まったので、後は施行まで中身を詰めていくこと……地域も年齢も越えて日本のすべての人にクラブ・ダンス文化が変わることを知っていただきたいです。そのために、これからもC4はわかりやすく目に見えるように、「PLAYCOOL」という概念を伝える活動を継続していきます。

PLAYCOOL Web CM 第2弾 「踊り続けるために篇」

DJ AMIGA C4のみんなは次世代の子供たちやこれからクラブに行く世代の人たちに対してもそうですし、常にこれからの日本のクラブとクラブカルチャーのことを考えながら行動しています。私たちがクラブミュージックにハマっていって、「クラブって楽しいね。」そう思った時の感覚を忘れずにしっかりと守っていきたいです。

WASEI CHIKADA 許可を取れば朝まで踊ることもできる可能性がほぼ確実だという段階まで来ました。今日はまずこれから一年後、2016年の6月の後半にこの法律がスタートすることがダンス文化推進議員連盟の総会で確認することができました。だけど来年6月に改正風営法が施行されるまでは、現行風営法のもとで営業しなといけません。その間、クラブ・ダンスミュージックが好きで、愛している人たちには引き続き来年までこの状況の中で精いっぱい「PLAYCOOL」の精神で楽しんで、決して問題を起こさないようにみんなで協力し合っていきたいです。もちろん、風営法改正後も、問題を起こさないようにすることが大切です!

DJ AMIGA ここで事件が起きたらすべて水の泡です。さらにクラブ業界への締め付けが厳しくなってしまいますので……。

WASEI CHIKADA 音楽業界にも悪影響が及ぶ恐れを含んでいるかもしれない……。清掃活動もこういう発言も、格好悪いことをしているように見えるかもしれないですが、僕自身も本来は昼間に活動する人間じゃなかったですし、ネクタイ締めて議員会館に行くなんて想像もしていませんでした。それでもC4のみんなは全部これからのクラブカルチャーのためだと思って、腹をくくってやっています。

ーー活動や発言が格好悪いなんて思いません! このお話を通じてC4のみなさんが「クラブとクラブカルチャーを守る。」その想いを貫いて活動を続けてきたということを知ることができました。

DJ AMIGA 各ジャンルもそれぞれ違うTOP DJたちが集まるなんてビックリしますよね。C4では先輩たちが先陣を切って集り、若い人たちがしっかりと動けるような体制を作ってくれました。これは本当に素晴らしいことだと思います。

風営法改正で何が変わるの?C4がしてきたPLAYCOOLなこと c4_top_780

ーーC4が発足された時に各ジャンルの大御所の方たちの名前がメンバーに連なっていて本当にビックリしました。これほどの方たちが一体どうやって集まって活動をスタートしたのか? ……というのは気になります。

WASEI CHIKADA コウ君(木村コウ)がきっかけだったような……気がします。だけど、現状を危惧していたみんなで自然体にでき上がっていきました。先月仕事でやむを得ずアメリカに行ったDJ MiCL以外コアメンバーは抜けていません。この個性の強いメンバーが団結したことは本当に奇跡だと思います。正直小さな衝突もありましたが、「法律の改正、そして朝までクラブの営業ができるようにする!」みんな、その目的が一緒だったからこそやっていけています。

ーー最後に今回の風営法の改正の施行が来年に決定したことで、C4を代表してクラバーにメッセージをいただいてもいいですか?

DJ AMIGA 私たちC4 は活動を続けてきましたが、法律もやっと動きだしました。1年後にみなさんが楽しく遊べる場を提供することができるところまで来ましたが、今度はクラブで遊んでくれる人たちがメインになってくるので、みんなで意識して、スマートに格好良く楽しく遊んで欲しいです。……だけど施行は来年の6月です。まずは既存のルールの中で、そして法律が施行されても「PLAYCOOL」で行きましょう!

interview & text by Mako Masaya
photo by 日浦一郎(Ichiro Hiura)

クラブとクラブカルチャーを守る会 オフィシャルサイト
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