ルバム・デビュー前からサマソニ出演、THE 1975の日本公演オープニング抜擢、さらには初の単独来日公演も実施するなど、新人ながら話題性に富んでいるリヴァプール発の4ピース・ガレージ・ロックバンド、サーカ・ウェーヴス。ついにこの春待望のデビュー・アルバム『ヤング・チェイサーズ』が発売されることが発表されていたが、ここへきて国内盤の詳細が明らかになった!

ザ・ヴァセリンズ、ラナ・デル・レイらを手がけたDan Grechをプロデューサーにむかえ、ロンドンの歴史的RAKスタジオにて2014年夏にレコーディングされたアルバム『ヤング・チェイサーズ』は、彼ら特有のシンガロングできるアンセム的楽曲を多数収録。フロントマンであるキエランが、今UKに実在する優秀なソングライターのひとりであることを証明する作品となっている。4月1日(水)に発売となる国内盤には、ボーナストラック4曲と、メンバーが日本滞在中に自ら撮影したというオフショットをコンパイルしたフォトブックが付いてくる予定。ファンにとってはバンドの裏の顔が覗ける嬉しい特権となっているので、是非とも手に入れたいところだ。

そんな今作についてヴォーカルのキエランは次のように語っている。「リヴァプールで育った僕にとって、常に惹かれたのはバンドだった。個人ではなく、バンド。このアルバムを聴く人にもそういった”バンド”の一員になったような気持ちになって欲しい」。「サーカ・ウェーヴスの音楽はいつだってフラストレーションとねじれたノスタルジアから生まれてきた。16歳で退学して、冴えないバイトをしながら芽が出ず誰の目にもとまらないバンドでプレイしてきたから、このアルバムではそういった経験について歌ってる。まずそこを語らないと、次へ進むことはできないからね。それから、ライヴ感覚でレコーディングするっていうことも僕らにとっては必須条件だった。スタジオにいながらもその激しさが作品には表れてるんじゃないかな」。

そんな中、アルバムからの最新シングル“T-Shirt Weather”のリリック・ビデオがこの度公開に。彼ららしいノリの良いアップテンポで、その名の通り聴く者を一足早く「Tシャツ日和」へと連れて行ってくれる1曲に仕上がっている。すでにアルバムのレコーディングを終えた昨年秋、突如キエランが書き上げた同楽曲は、メンバー、レーベル満場一致で急遽今作に追加収録されることになったとか。アルバム・リリース前の最後のシングルにも選ばれ、メンバーたちも早くライヴで披露したくてウズウズしているようだ。

Circa Waves – “T-Shirt Weather”

そしてアルバム・リリース後には2,000人収容のシェパーズ・ブッシュ・エンパイア公演を含む、バンド史上最大キャパのUKツアーが予定されている彼ら。早く再来日も決定して日本でも生で新曲を堪能したいものだ。そんなサーカ・ウェーヴスのメンバーから、アルバム発売に先駆けて日本のファンに向けた動画コメントも公開中!

★アルバム発売に向けたコメント動画はこちら

(edit by Qetic・Akane Ishida)

Release Information

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