2009年<ONSEN SOUND&VILLAGE 渋響>としてスタートした<渋響>が長野県 渋温泉を舞台に4月12日(土)、13日(日)の2日間に渡り開催されます。

今年で6 年目を迎える<渋響>は単に温泉地で音楽会を開くのではなく、最新のシーンと湯の街の魅力を双方向から立体的に浮き上がらせる奇跡的な邂逅を可能にした中世の色を残す地、「渋温泉」を舞台に、渋温泉青年部と涼音堂茶舗がプロデュースチームを組み開催されています。

開催場所となる渋温泉は北信州志賀高原山麓に湧く千年の開湯伝説をもつ湯田中渋温泉郷のひとつ。
温泉に入るサルが“snow monkey” として世界的に有名な温泉です。 信州でも屈指の歴史と湯量を誇りすべて源泉掛け流し、近年その異界のような町並みはジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルのひとつとしても知られています。情緒あふれる石畳の温泉街を守って来た由緒或る温泉の地で、電子音楽、映像、インスタレーション、トーク、紙芝居、そして温泉ありの、めくるめく不思議な温泉情緒が2日間に渡って堪能できます。

メイン会場となる幻の宿「臨仙閣」

「臨仙閣」は昭和9年築、 登録文化財でもある温泉建築。
遊郭街風の2Fと蔵の町並みを模した3Fの各部屋を信州内外の空間アーティストが担当し、 作品の中でくつろぐ湯上がりインスタレーションとなります。

お湯の中でも楽しめるライヴ
地下の大広間がライヴ会場。そして名湯「龍神の湯」、「由良の湯」 も湯気に映像を投影したインスタレーション作品となり、 ライヴの音源はここにもたっぷり掛け流されます。

金具屋館内ツアー
4月13日(土)には、そばうちライヴ会場飛天の間まで、 9代目金具屋平四郎さん自らの案内による文化財館内見学ツアーも行われます。

渋大湯ライヴ
渋温泉の象徴でもある共同湯「渋大湯」にて湯への奉納ライヴも開催!

道の駅ならぬ、路地の駅
旅館では味わえない「おやき」や「はやそば」など地元の普段着の超ローカルなおやつや地ビールなどが味わえる道の駅ならぬ「路地の駅」が出現します。

シーンと地域との完全コラボレート。

<渋響>では電子音楽シーンを代表するアーティストが集結。さらに渋の名物おばあちゃんや老舗旅館「ひしや寅蔵」の十三世寅蔵氏など、地域の人々もアーティストとして参加します。湯のまちを従来とはまったく新しい角度で彩るべく、 シーンと温泉街とが完全なコラボが実現。

今年百歳! 名物おばあちゃんの紙芝居

温泉街の名物おばあちゃん、 松田れい子さん(100歳) の紙芝居は最も盛り上がるプログラム。 今年も紙芝居と音楽のコラボがみられます。

渋の芸者さんも出演

渋温泉街の芸者さん小助さん+夕霧さんのライヴも名物です。

<渋響>名物蕎麦うちライヴ

日本を代表する温泉建築である「金具屋」飛天の間を会場に長野県でも屈指のそば集落である近所の「須賀川」から蕎麦打ち名人をお迎えし、教わりながらライヴを聴こうという試み。(蕎麦代実費・先着予約制)

都会の喧騒を抜け出し、友人、恋人を誘って、この日は温泉に音楽に浸かってみてはいかがでしょうか。

Event Information

<渋響 pH6.0>
2014.04.12(土)〜13(日)@長野県 渋温泉「臨仙閣」

TICKET:2日通し券 ¥5,500(チケットのみ)
歴史の宿 金具屋:1泊2食 ¥23,760〜
渋ホテル:1泊2食 ¥21,600〜
御宿 炭乃湯:1泊2食¥17,500〜
御宿 ひしや寅蔵:1泊朝食付き¥14,330〜/素泊まり¥12,170〜
旅の宿 初の湯:1泊2食 ¥16,800〜/素泊まり¥12,480〜
ホテル西正:1泊朝食¥13,000〜/素泊まり¥11,800〜

LINE UP:
半野喜弘、森繁哉(舞踏家)、安田寿之(megadolly)、DJ Toll Sano a.k.a. RIPe ichion、Tyme.(MAS)、Lycoriscoris(〈moph records〉)、mergrim+Kazuya Matsumoto、SoniCouture(DJ 蟻)、34423(kai-koh)、qurea(〈moph records〉)、PsysEx(shrine.jp)、Firo(ryoondo-tea)、jai machine、松田れい子(紙芝居)、渋温泉芸者社中 (助+夕霧)、渋温泉旅館組合青年部 蕎麦工房はちのこ(そば打ち指南)

【インスタレーション】
花井裕一郎、椎名勇仁、ごとうなみ、十三世寅蔵、コカリナワークショップ、Majio、東京食堂、radio freedom、GOLD RELAX、おやきカフェゆもと、郷土玩具のごっこ社