シシド・カフカ
INTERVIEW

【インタビュー】話題の5000種類ジャケ写に因んだトランプでシシド・カフカの魅力を徹底解剖!

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2013年、Qeticで4本のインタビューをお届けしてきた孤高のドラム・ヴォーカリスト、シシド・カフカ。1stアルバム『カフカナイズ』をはじめ、作品を定期的にリリースし、サマーソニック(大阪会場)への出演やワンマンライブを着々と成功させてきた。その一方でメディアへの出演が増えたのも大きなトピックだ。「グリコ プリッツ」、「SONY WALKMAN®、Headphones」のCM出演、「新堂本兄弟」堂本ブラザーズバンドの新メンバー加入、「オールナイトニッポン0」のDJに挑戦するなど、どれもが初体験尽くし。彼女にとって重要な年となった。

注目を集めるシシド・カフカが新たに踏み出す2014年の一歩は、ダブルA面シングル『我が儘 / Miss.ミスミー』のリリースだ。実はこのシングル、初回限定盤のジャケットが5000種類もあることで大きな話題を呼んでいるのは、皆さんもご存知かもしれない。トータル7000枚に及ぶ約7時間のフォトシューティングから5000枚のポートレート写真を厳選。一枚一枚に異なるポラロイド写真が貼られた、この世に一つとして同じものが存在しない特別仕様なのだ。
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初回限定盤

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通常盤

また楽曲では、家族への想いを歌ったロックバラード“我が儘”と泣けない女性をテーマにした“Miss.ミスミー”を収録。2曲が1つのストーリーとして展開されるショートフィルム調のミュージック・ビデオの完成度も高い。そして通常盤のみに収録された“焼き肉プリンセス”では、焼肉への並々ならぬ想いを熱唱するなど、辛すぎず甘すぎず、コクのある絶妙な味付けに仕上がっている。

今回は、通常のインタビューとは切り口を変えて、話題のCDジャケットにちなんだポラロイド写真仕立てのトランプを使ったインタビューを実施した。それぞれのカードの裏面に書かれたイラストをキーワードに展開される質問に、シシド・カフカはどんな答えを返してくれるのか。その魅力を徹底解剖する!

Card Interview:シシド・カフカ

今回のお題カードはコレ!
上段(L→R):猫、焼肉、我が儘/下段:OL、ポラロイド、2014年

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ーー今日はポラロイド写真に見立てたトランプを持ってきていまして。カードの裏面にイラストが書いてあるので、それをキーワードにインタビューをやりたいなと。

面白そうですねー! さっそく引いていいですか?

ーーどうぞ。

ええと、これで。“NO,NO”って書いてありますね。

ーーそれは…“我が儘”ですね。今回のシングルに収録されている“Miss.ミスミー”と“我が儘”は2つの楽曲が1つのストーリーに沿って展開するという構成になっていますよね。女性のON/OFFが描かれていて、2つで1つの曲のように捉えることもできると思っていて。

それぞれ独立した曲として考えています。ただやっぱり歌詞が私なので、そういった意味でのつながりはあると思います。

ーー“Miss.ミスミー”は、バリバリのキャリアウーマンが抱える胸の内、“我が儘”だと、両親への想いがありつつも素直になりきれない女性像が描かれていると思っていて。

“Miss.ミスミー”は、“泣けない女”を連呼しているんですけど、職場も、学校も、家庭もそうですけど、女性って涙をこらえて頑張っていると思うんですよ。私自身、泣くことを幼少期に“悪いこと”としてしまってから、泣かないようにしていたんです。そうしたら、泣くのがヘタになってしまって。嬉しいときにも涙が出てこなくて、人前で感情をさらけ出して泣くことがあまり出来なくなってしまったんですね。でもそういうふうに抱えながら、頑張っている女性が結構いるので、そういう人がふと踏み出すときに背中を押すというか、何か起爆剤になるような楽曲になるといいなという思いで書きました。

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ーー“我が儘”は?

“我が儘”はドラマの主題歌というのもあり、ドラマが家族の絆についての内容になっているので、ちょうど私自身、両親との関係性が変わってきているなと感じ始めていたんですね。母親と昼間からお酒を飲みながら話すとか、結構するようになっていて。

ーーえ、昼間からですか(笑)。

(笑)。色々話していると「意外と面白い人なんだな」って。親子ではなく、大人同士として会話をしている感じが面白いんです。

ーー親子である関係は変わらないけど、20代をある程度過ぎると、両親とのコミュニケーションが変わってくるんですよね。

私自身も、仕事をし始めて色々な人との会話を重ねて、そこから両親との会話に戻ると色んな発見がありますよね。両親とは昔から割と仲がいい方で、大きな反抗期がなかったんです。高校生のときも、父親と2人で食事とかデートとかしていたので。最近は、ふとした瞬間に「ありがとう」、「ごめんなさい」というシンプルな言葉を他の人には言えるようになったんですけど、両親に対してだけはまた違うというか。その気持ちはちゃんとあるのに、言葉にするのはどこか恥ずかしくて。

ーー2曲とも実体験に基づいているんですね。

必ず自分のどこかから切り取るようにしていますね。そうしないとあまり膨らんでいかないというか。本当に些細なことでいいんです。「こう思う」という事実を切り取ればいいと思っています。

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Qetic編集部

編集部

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