NY・ブルックリンを拠点に活動するデュオ、MGMT。2年前に行われた新木場スタジオ・コーストでの来日公演に足を運んだ際は、30分近く延々と繰り広げられたサイケデリックなサウンドやカラオケ・パーティー状態だった“Kids”の演奏にぶったまげて、彼らの行く先が全く予想出来なかった次第だが、この度リリースされる3作目『MGMT』を聴いて実にすっきりした。

前作『コングラチュレイションズ』では大幅に人数を加え、バンド・サウンドに重きを置いた作品だったが、今作では音作りにおいて、主力であるアンドリューとベンの2人に戻り、1stシングル“Alien Days”で顕著なように実にMGMTらしいサウンドへと回帰している。そう、あのいい意味でチープでワクワクさせてくれるようなサウンドだ。デビュー作で“Kids”や“Electric Feel”という特大アンセムを生み出し、「MGMTという名前が1人歩きしてしまった。」ということは本人達も語っている。3作目にしてセルフ・タイトル『MGMT』にしたのは、そんな過去を踏まえた彼らなりの覚悟の現れなのかもしれない。そんな気になるセルフ・タイトルについても触れた、QeticではMGMTの2人によるオフィシャル・インタビューを公開。新作についてはもちろん、彼らと関係性が深いファッションについても語った内容になっている。

MGMT “Kids”

また、来年1月には東京、大阪、名古屋3公演から成るジャパン・ツアーも決定しているので、新作と共にチェックしてみよう。

text by Taisuke Yamada(Qetic)

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