ゴールデンウィークも終わり、いよいよ夏に差し掛かるような季節となりました。夏の風物詩といえば忘れちゃいけないのが、2016年7月22日(金)、23日(土)、24日(日)の三日間、新潟県 湯沢町 苗場スキー場で今年も開催される国内最大級のロックフェスティバル<FUJI ROCK FESTIVAL ’16(フジロック・フェスティバル ’16)>。

記念すべき20回目を迎える今年の<フジロック>。オフィシャルショップ「岩盤」によるウェブメディア「富士祭電子瓦版」では、今回は大の音楽好きとして知られるこの2人、栗原類さんとハリー杉山さんが登場! 今回のインタビューでは、2人のベストアクトやハプニング、好きなフェス飯、好きなバンドTついても語っています。

text by Qetic

アーティストや著名人の方々に、<フジロック>の魅力や思い出を思い入れたっぷりに語ってもらう人気企画「TALKING ABOUT FUJIROCK」。今回は大の音楽好きとして知られるこの2人、栗原類さんとハリー杉山さんの登場です。

栗原さんはモデルでありながらも、音楽ライター/通訳さんの母親に連れられて第1回開催から足を運んでいるベテランのフジロッカー。一方12年に初参加したハリー杉山さんは、ラジオやTVでのアーティスト・インタビューはもちろんのこと、様々な場所で音楽の魅力を発信している生粋の音楽ファン。今回はもともと「一緒に<フジロック>の話がしたかった。」という2人に、今年のラインナップや<フジロック>ならではの魅力について語っていただきました。

果たして、2人が楽しみなアーティストや思い出のベスト・ライブ&フェス飯はいかに……? 開催前に仲間とワイワイ語るのも、<フジロック>の大きな楽しみのひとつ。そう、今年の<フジロック>はもう始まっているのです。

Interview:栗原類×ハリー杉山

栗原類×ハリー杉山が語る「フジロックは自然と音楽の楽園」 MG_6886

ーー今年もラインナップが続々と発表されはじめていますね。お2人は特にどのアーティストが楽しみですか?

栗原 僕はシガー・ロスですね。彼らが10年ほど前に出演した時にキャンプエリア内で写真撮影をしていて、当時10歳だった僕が虫かごと網を持って遊んでいたら、ヨンシーに「きみ可愛いね。一緒に写真撮ろうよ。」と声を掛けられて、それが公式の写真として使われたという思い出があって。

杉山 へええ、10年ほど前。じゃあ類くんが今みたいなお仕事をはじめる前の話?

栗原 僕の母親が音楽ライターだったんで、連れられて<フジロック>に遊びに行っていたんです。僕の初めての<フジロック>は、第一回目だったんですよ。当時はまだベビーカーで移動していたぐらいで、まったく記憶はないんですけどね。

杉山 えーっ!? 類くんの歳であの場にいられた人って、なかなかいないでしょう。<フジロック>で生まれたんじゃないですか?

栗原 生年月日を調べたら都内の病院で生まれていたので……。残念ですが……。

杉山 ははは。<フジロック>で生まれてもよかったってことね。

栗原 あと、僕はジェイク・バグも観たい。それからトゥー・チェロズ。『笑っていいとも!』で共演したことがあるんですけど、まだライブは観たことがないんです。もともとクラシックも好きで聴いているというのもあるし、生で彼らのライブを観てみたいんですよ。

栗原類×ハリー杉山が語る「フジロックは自然と音楽の楽園」 MG_6572

杉山 彼らのライブは激しいですよ。僕が一番観たいのはジャック・ギャラット。この間<ブリット・アワード>の「クリティックス・チョイス」を受賞しましたけど、この賞はアデルやフローレンス・アンド・ザ・マシーン、エミリー・サンデーも輩出した賞ですよね。彼はエド・シーランともダフト・パンクとも比べられたりしていて、とにかくジャンルレスなところがいい。子供の頃からギターも鍵盤も出来て、自分の音楽を全部自分で演奏していて。しかもビジュアルは赤毛でヒゲもじゃもじゃの北欧の海賊みたいなのに、歌っていることは非常に繊細で、ボーカルもジャジーで。16年は絶対にブレイクするアーティストだと思うんですよ。

栗原類×ハリー杉山が語る「フジロックは自然と音楽の楽園」 MG_6665

★2人の好きなバンドTシャツは?!

インタビュー続きはこちら TALKING ABOUT FUJIROCK:栗原類×ハリー杉山

text&interview by Jin Sugiyama
photo by 横山マサト
撮影協力:NOS ORG