——今回はお2人のルーツとなる楽曲プレイリストをつくっていただきました。まず、やのさんのプレイリストからお話を伺いたいのですが、1曲目が甲斐バンドとは、世代的に驚きです。

やの やのあんなって本名なんです。「安奈」って漢字は違うんですけど、あんなって名前の由来がこの甲斐バンドの「安奈」なんですよ。

甲斐バンド – “安奈”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——そして松田聖子さんの中でも大人っぽい選曲ですね。

やの 3歳頃、初めて覚えた曲で。言葉もまだそんなに達者じゃないのに歌えるようになったんです。これがきっかけで歌うのが好きになったので、ルーツかなと。

松田聖子 – “あなたに逢いたくて ~Missing You~”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——次は唯一、洋楽ですが。

やの 初めて買った洋楽のCDがブリトニーで、その中で好きな曲がこれ。学校で流行っていたんですけど、聴いていても買っている子はいなくて一番乗りでした。

kz ブリトニーは俺も買っていたな。

ブリトニー・スピアーズ– “ベイビー・ワン・モア・タイム”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——クラスメイトより一歩先を行く感覚ですね。そしてモーニング娘。は?

やの 歌って踊るっていうのが好きになったのがモー娘。だったんですよ。“恋のダンスサイト”は、好きだった矢口真里さんがセンターだったので、この曲が一番好きです。

モーニング娘。– “恋のダンスサイト”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——そしてBoAさん。これもJ-POP黄金期ですね。

やの この曲は“歌って踊るのが好き”の延長で、初めてマイクスタンドを持って歌った曲。とか言って掃除の時間に箒をマイクスタンドにして、ですけど(笑)。私、転校生だったんですけど、好きな音楽についてガンガン発信していました。

BoA – “VALENTI”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——その頃からアクティヴだったんですね。kzさんはリストの筆頭にジャスティスを挙げていますが。

kz もともとはビートマニアだったり、ゲームスタートでダンスミュージック作っていたんですけど、そこまで本腰を入れてはなくて。でもジャスティスを聴いて、「これだ!」「こういうのやろう」と思ったのですごい大きい存在ですね。メタルやロックにはありますけど、ダンスミュージックでここまで歪んだ音は聴いたことがなかった。

ジャスティス – “Waters Of Nazareth”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——同じくフレンチ・アーティストですが、ダフト・パンクは?

kz ダンスミュージックのポップさみたいなところはダフト・パンクに学んでいるところはありますね。あとやっぱりオートチューン。声にエフェクトかけたらこんなに面白いんだっていう。EDMや今のダンスミュージックの完全に根幹になっているんで、やっぱこれを外すことはできないなと思いますね。

ダフト・パンク – “One More Time”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——そしてがらっと変わってイギリスのバンド、ラーズの名曲。

kz とにかくイギリスのロックが好きだったんです。その中でもラーズはもう奇跡みたいな感じ。こんなに綺麗なメロディの曲はないでしょう。リバティーンズとか他の好きなバンドのルーツでもありますし。

ラーズ – “There She Goes”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——UKロック好きということでTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTもつながるんですか?

kz それもありますけど、純粋にずっと日本で一番好きなバンドですね。チバさんの歌詞は暴れまわりながらロマンチックを叫ぶみたいな空気なんですけど、そのマインドが僕の作詞の根幹としてあって。そういうエモさはこの曲は特に濃いと思います。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT – “ジェニー”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——そしてザ・ストロークスは1stアルバムの1曲目です。

kz 最初聴いた時はこんなへっぽこな音でいいのか?っていう(笑)。でもそのサウンドが先鋭的でカッコ良かった。こんなこともできるんだ?って衝撃がありましたね。2001年にザ・ストロークスとスーパー・ファーリー・アニマルズを聴いてなかったら、こんなに音楽好きになってなかったかもしれないです。

ザ・ストロークス – “Is This It”視聴はコチラ(スマホ専用サイト)

——kzさんのプレイリストを見ると、livetune+の生っぽいアプローチが理解できるような。

kz ん〜、でもそれ以上に僕とやのが同じ趣味じゃなくてよかったなと思う。というか、やのにはいい意味でインディー感やサブカル感出てほしくないんですよ。やののエッセンスがなければlivetune+はポップスにならないと思うので。

livetune+のルーツを辿るそれぞれの5曲 interview160518_livetune_1

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1DAY PASS 1,800円/2DAYS PASS 5,800円/2DAYS PASS(タオル付) 6,800円

 
livetune+ オフィシャルサイト
           

photo by Taio Konishi