今、スマートフォンやデジタルカメラで瞬時に写真が撮れ手軽にSNSでシェアできるなか、国内だけでなく世界各地で“kawaii”インスタントカメラとして人気を伸ばしている“チェキ”。独特なアナログ感と手のひらサイズが魅力のチェキですが、撮ってみると改めて写真の魅力を感じさせられますよね。そんなチェキを、水曜日のカンパネラのコムアイが二台使い! その感想とともに実際に撮りおろした写真が『Cheki Press』にて掲載されています。Qeticではその記事を一部ちょい見せ。記事最後に紹介されているコムアイのチェキダイアリーも必見ですよ♪

(text by Qetic・ヤーマネ)

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友達との楽しい時間を手軽に記録できるカメラとして、日々のパーティーシーンでも活躍するチェキ。これから年末年始にかけて、家族や友達、恋人と一緒にワイワイ過ごす予定を立てている人も多いはずです。そして、人が集まる空間を何よりも魅力的にしてくれるのは、その場で起こるさまざまなハプニング。11月に最新作『ジパング』をリリースした水曜日のカンパネラも、そんな当日の偶然までを味方につける、アイデア満載のライブに定評がある一組です。そこで今回は、主演・歌唱のコムアイさんに「“チェキWIDE”instax WIDE 300」と「“チェキ”instax mini 90 ネオクラシック」を使ってもらった感想を取材。普段から自身もライブやパーティーなどに繰り出している彼女が思う、理想のパーティー(ライブ)とは? そして、ライブと写真/チェキに共通する魅力とは?!

Interview:コムアイ(水曜日のカンパネラ)

水曜日のカンパネラ、コムアイの理想のパーティーは?#水曜日のカンパネラ #コムアイ interview160215_komi_1

——今回は「パーティー」「思い出/体験」「写真」というテーマで話を聞かせてください。たとえば「ライブ」も「パーティー」のひとつだと思うんですが、コムアイさんは、ライブに向かう際、どんなことを意識していますか?

自分を、色んなことに対して敏感な状態にしていく、ということかもしれないですね。ライブって毎回違うので、今日しかできないことをするというか、その場所を観察して合わせていくということが大事だと思うんです。『ポケットモンスター』のメタモン(「へんしん」すると、相手の姿そっくりそのままになるキャラクター)みたいな感じ(笑)。会場の大きさが違ったり、「ここに段差があるからこの演出はできない」ということがあって。でもその代わり、「あそこは乗っていいですよ」という場所もあるんですよね。なので、「そこに乗るためには、この曲の前半で向かわなきゃいけないな」って考えていくというか。私にとってはそういう遊びなんです。

——そもそも、ライブのアイデアはどんな風に考えていくんですか?

たとえば……お店のショーウインドウを見ていて思いついたりすることもありますね。「この布がかかっているところに、人がちょこんと乗っていたら面白いだろうな」とか、「このカーテンがバッと開いたら面白いだろうな」とか。お札が降っているシーンのある映画を観て、「紙吹雪としてお札が降ってきたら面白いだろうな」とか。「ククククッ!」て(笑いながら)考えています。

——とはいえ、そうやって「面白そうだな」と思ったアイデアを実現していく時に、大変なことが分かってくる、という面もきっとありますよね。水曜日のカンパネラはライブのアイデアも豊富ですが、大変なことも色々とあったんじゃないかと思います。

シカの解体の1回目はすごく大変でした。ライブハウスの方に「結構臭いますよね」って言われて、「えーそうですか? 私、鼻が詰まっていてわからないんですよ」ってごまかしたりもして(笑)。あと、その解体したシカを、ちゃんと食べられる状態に保管しておくのが大変でしたね。(『ジパング』リリース・ツアーの初日の)東京の赤坂ブリッツ公演も、やりたいことを詰め込んだ結果、準備で開演時間が45分も押してしまったんです。最初に“ラー”ではじめて最後にもう一度“ラー”をやって、最後の方は徐々にダンサーの方が増えてインド映画みたいになったら面白いんじゃないかと思って。それでリハーサルに3〜4時間もかかって、開演前に疲れたりとか(笑)。ハコのサイズも変わっている途中なので、常に初めてのことばかりで知らないことが多いです。でも、他のアーティストの方もそういう反省を経てるんでしょうね。

水曜日のカンパネラ、コムアイの理想のパーティーは?#水曜日のカンパネラ #コムアイ interview160215_komi_2

いつかやってみたい理想のパーティーは?

コムアイの感性をビシバシ感じるチェキダイアリーも必見!続きはこちら

interview&text by Jin Sugiyama
photo by Yosuke Kamiyama
取材協力:渋谷サントロヌフ