ドラム会
INTERVIEW

音楽がより楽しめる!ドラマーにドラムの“ド”の字を聞いてみた

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目黒川沿いの近くに音楽好きやプレイヤーが集まるバーがある。平日夜のゆったりとした雰囲気の中、このバーで生粋のドラマーが集う会があると聞きつけ、細かいドラムへの知識はほぼ無学だが「ドラムの”ド”の字を知りたい」と、この集いへと足を運んだ。メンバーは伊藤隆郎さん、YOHEIさん、Hiroyuki”PiRO”Nakayamaさん、山本拓矢さん。

伊藤さんは愛知芸大の管打楽器専攻を主席で卒業。上京後、今年結成10周年を迎え、自らリーダを務めるTRI4TH。そしてPRIMITIVE ART ORCHESTRA、<フジロック・フェスティバル>に2年連続出場、14年にはWHITE STAGEに登場したTHE MANなどのドラマーとして活動。CM楽曲などへの参加など幅広く活躍中だ。

Freeway / TRI4TH

YOHEIさんは海外・野外フェス・ジャズクラブなど幅広い範囲でライブを行い、海外でのリリースもしている、インストバンドJABBERLOOPのドラマー。また、自身のバンドと並行してADAM atのサポートや中塚武、野宮真貴、ヒャダイン、カジヒデキ、MIYAVI、八神純子との共演も果たしている。

JABBERLOOP – タマシイ

PiROさんは14歳でドラムを始め、ドラムを古泉真一氏、パーカッションを中里たかし氏に学び、音楽学校にて更なるリズムを追求。いくつかのバンドを経て2014年にThree Primary Colorsに加入。ソロとしても様々なジャンルでのサポート、レコーディングに参加し、ドラム単体でのパフォーマンスも行っている。

Three Primary Colors(LIVE)

山本さんは高校時代よりライブ活動を始めヤマハ音楽院に入学。卒業後は各所のジャムセッションへ足を運びポストモダン以降のジャズを内包した現代的なドラムのスタイルに影響を受け、数々のバンドでサポートドラマーを務め、2013年にbohemianvoodooに加入。

bohemianvoodoo – El Ron Zacapa

今回は数々のライブやフェスなどの大舞台に、海外公演やミュージカルやCM楽曲参加などと活動し、自身のバンドと平行して各分野でも活躍している生粋のドラマーたちから、ドラムを始めたきっかけやバンドやバンド外でのドラマーの役割。また色の違う4人のドラマーのパーソナルな部分に考え方を、リラックスしながら近しい目線で話を聞くことができた。ドラムに興味が湧き、知ることでさらに音楽とライブが楽しくなる会となった。

Interview:伊藤隆郎(TRI4TH/PRIMITIVE ART ORCHESTRA/THE MAN)、YOHEI(JABBERLOOP)、Hiroyuki”PiRO”Nakayama(Three Primary Colors)、山本拓矢(bohemianvoodoo)

ドラム会

一同 乾杯!

Hiroyuki”PiRO”Nakayama(以下、PiRO) こういう風に皆さんとお話するのも不思議な感じですね。YOHEIさんは5、6年前にイベントで一緒になったのが初めましてで、その時は挨拶程度でドラムセットの話をした記憶があります。

YOHEI どこのドラム使っているの? とかね。

PiRO 隆郎さんは、僕がThree Primary Colors(以下、TPC)へ加入した2年前にTRI4TH(以下、トライフォース)とイベントでご一緒したのがきっかけですよね? 

伊藤隆郎(以下、伊藤) UNDER DEER LOUNGEとかPLUGでよく一緒になったよね。

YOHEI 拓ちゃんはbohemianvoodoo(以下、ボヘ)でまだサポートだった頃に、<JAZZ A GO GO>で見たけど、すごいドラマーが入ったなと。

山本拓矢(以下、山本) 2013年の、本番の1週間くらい前に急遽呼ばれて行ったやつですね。

YOHEI それなのにばっちり叩いていてビックリした。隆郎くんはトライフォースとJABBELOOP(以下、ジャバ)と一緒にツーマンライブに周ったよね。

ドラム

伊藤 ツーマンでツアー行ったね。

YOHEI 懐かしいね! PiRO君はドラマーの集まりを主催していて、そこに声をかけてくれて……。

PiRO そこがしっかりとした出会いですね。拓ちゃんもドラム会がきっかけで話すようになったし。

YOHEI 色々なドラマーと交流できるし、俺は人見知りだから偉いなと感心しているよ。

PiRO 皆さんの中に後から入ってきたという感じなので、緊張しましたよ。まずジャズ・バンドでドラムを叩くという事はバンド始めた時には想像もしてなかったですし。

伊藤、YOHEI 俺らもそうだったよ(笑)。

PiRO それでもプレイとして共通的な感覚がありました。ジャズやインスト、それまでいた場所とは真逆の世界に飛び込み、当初は自分に自主規制をかけていた事もあって……こういうのはこうしなきゃとか。見えない線が引かれているような感覚がありましたね。

ドラム

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Mako Masaya

ライター

大学在学中、100~700人規模のパーティー及びインディーレーベルのイベント企画・運営をマンスリーで経験。その後、アパレルに特化した代理店、アパレルメーカー 、飲食運営、出版・制作会社に勤める。転職間の数か月に、ニート・フリーターも体験。そのすべてを経て、現在ひとりで音楽・地域誌、ムック本発行を中心に編集・物書、企業イベントコーディネーターに至る。 これまでの経緯から、多種多様なクリエイターと出会い自身は”編集・物書”・”イベントプランナー”だが、多岐にわたりクリエイティヴな活動をしている人、団体と共同体となり、多角的な視点から企画立案し、制作案件に挑戦。多種多様だが、すべてを通じて得た、貴重な『経験・体験・出会い』、そして産まれる”縁”。その繋がりを重んじ、縁を繋ぎ円にし、自らをソーシャル・デザイナーと名乗り、その円から、社会のデザインを試みている。

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