昨年10月に、待望のデビュー・アルバム『Davos(ダヴォス)』をリリースしたCOMPUTER MAGIC(コンピューター・マジック)ことダニエル・ジョンソン(愛称:ダンジーちゃん)。宅録による自由で夢見心地なエレクトロポップと、肩ひじ張らない浮遊感たっぷりのヴォーカルは世界中のリスナーのココロをつかみ、ここ日本でも様々な企業のCMソングに抜擢されたため、誰もが一度は彼女の音楽を耳にしたことがあるでしょう。また、10月のプロモーション来日時にはチェキプレスの人気コンテンツ『チェキ女子』にも登場、ひと味違った視点でチェキを使いこなしてくれましたね。

そんなダンジーちゃんがは、2月25日(木)の大阪公演をスタート地点に、現在全国4箇所をめぐるライブツアー真っ最中! それを記念して、前回の来日時に行った秘蔵インタビューをお届けします。ダンジーちゃんの地元=ニューヨークではチェキがちょっとしたブームになっているようですが、優れたミュージシャンであると同時に、グラフィックデザイナーでもある彼女にとって、カメラ/写真は一体どんな存在なのでしょうか?

Interview:コンピューター・マジック(ダニエル・ジョンソン)

NY出身コンピューター・マジック(Computer Magic)にとって写真とは? interview160226_computermagic3

――あなたはInstagramのヘビーユーザーでもありますが、写真が「フィジカル(モノ)」として残せるインスタントカメラならではの良さって何だと思いますか?

インスタントカメラとレコードって似ているのかも。iTunesでアルバムを買ってダウンロードするのは、撮ったその場でどんな写真かが分かるデジタルカメラみたいなもの。でも後者は、ストアに行って全然知らないレコードをディグ(※)したり、スタッフとコミュニケーションしたりっていうインタラクティブな体験ができるの。

(※レコードや CDなどを探すこと。「dig=掘る」ような仕草で探すことから。)

――たしかに。

それに、レコードは家に帰って針を落とすまでの時間がサプライズ感を高めてくれる。インスタントカメラもシャッターを押してから少し待って、「どんな写真が出てくるかな?」っていうワクワク感が楽しめるわよね。それが魅力のひとつなんじゃないかしら。

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text&interview by Kohei UENO
photo by 横山マサト
取材協力:Tugboat Records,P-VINE