＜ポーランド映画祭＞開催記念！併せて知りたいポーランド事情

古くから映画の歴史がある、映画大国ともいえるポーランド。今年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『イーダ』もポーランド出身の監督が母国であるポーランドで撮った作品でした。さらには9月に開催されたヴェネチア国際映画祭で、イエジー・スコリモフスキ監督の最新作『11 Minutes（原題）』が正式出品作に選ばれるなど、現在ポーランド映画は世界中で注目されています。

『11 Minutes（原題）』予告編

そんな中、日本では11月14日（土）〜20日（金）までの1週間、角川シネマ新宿にて＜ポーランド映画祭2015＞が開催。ポーランド映画の最新作からクラシックの傑作まで、全20作品が上映されます。今回の特集として、ロマン・ポランスキーやイエジー・スコリモフスキ、アンジェイ・ワイダなどを輩出した名門映画大学「ウッチ国立映画大学」で製作された作品、大学出身の監督の作品もラインナップ。その中には、スコリモフスキが在学当時に撮影した意欲作もあります。

＜ポーランド映画祭＞予告編

また映画祭に合わせて、11月は＜POLAND!POLAND!POLAND!＞と題し、ポーランド文化を紹介する様々なイベントが、都内各所で開催されます。音楽ライブやポーランドの雑貨がゲットできるイベントもアリ。映画祭はもちろんのこと、音楽イベント、ブックフェア等、今まで知らなかったポーランドのカルチャーをこの機会にぜひ触れてみてはいかがでしょうか。

text by Qeric・Rina Kawarai