正体不明、謎のストリートアーティスト、バンクシーが仕掛けた宝探し競争。ニューヨーク、狂乱の1か月!!!

2013年10月1日、BANKSYが突然告知もなく開始し、NY中とインターネット上を狂乱の渦に巻き込んだ展覧会の模様を追ったドキュメンタリー映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』を2016年3月26日(土)より渋谷シネクイント他にて公開! それに併せてチラシビジュアル&予告も公開となった。

バンクシー、狂乱の1ヶ月に密着したドキュメンタリー公開 film160120_banksy_2

2013年10月1日、BANKSYがニューヨークで展示をスタートさせた告知もなく突然始まったその展示は、毎日1点ニューヨーク各地の路上に作品を残し、場所を明かさず公式サイトに投稿。人々はその作品を求めてニューヨーク中を駆け回るという、ストリートとインターネット上の両方で勃発した「宝探し競争」だった。

Twitter、Instagram、Facebook、Vineを駆使してバンクシーの作品を捜索する人々、作品を上書きするグラフィティ・ライター、アクリル板で保護するビルオーナー、即作品を売買するギャラリーオーナー。“バンクシー・ハント”は加熱するばかり!

映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』予告編

2015年夏に“憂鬱な遊園地”「Dismaland」をイギリスにて開催(会期終了後、設備は解体され、シェルターを建設するため仏カレーにある難民キャンプに輸送された)、つい先日も難民キャンプの壁に“シリア移民の子”であるスティーブ・ジョブズを描くなど、作品の中で常に社会とアートの在り方を問うてきたバンクシー。

本作は、「都市や屋外や公共の場所こそ、アートが存在するべき場所なんだ。アートは市民とともにあるべきだ」と語る彼が、ニューヨークをハックした1か月を追ったドキュメンタリーとなっている。

メインビジュアルに使用されたのは、本展覧会の記念すべき第一日目にボムされた作品。スプレー缶を手にした少年の横には電話番号が描かれており、そこに電話すると無料通話でオーディオガイドが聞くことができた。また、場面写真はセントラルパークによく出店されている土産物屋風に、オリジナル作品が60ドルで陳列販売されていた時のもよう。ちなみに現在、バンクシー作品の評価額は25万ドル(!!)。

バンクシー、狂乱の1ヶ月に密着したドキュメンタリー公開 film160120_banksy_1

バンクシー・ダズ・ニューヨーク

3月26日(土)渋谷シネクイント、4月2日(土)渋谷アップリンクほか全国順次公開

監督:クリス・モーカーベル
2014年/アメリカ/81分/カラー/16:9/DCP
提供:パルコ 配給:アップリンク、パルコ 宣伝:ビーズインターナショナル

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RELEASE INFORMATION

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