美しいビーチを持つリゾート地や、田舎エリアの山々の風景などとは対照的に、キングストンのダウンタウンは人で溢れ、混沌としている。

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立ち並ぶ商店や青空の下で野菜を売る人、音楽を流しCDを手売りする人、商売の活気は少し恐ろしさを感じるほど。皆その日を生きることに必死なのだ。

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ほとんどの国民が決して裕福ではない生活をしているジャマイカ。しかし、人々の心持ちはとても広く、裕福だ。

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道行くおばちゃんでも、悪そうな兄ちゃんでも、道を尋ねると教えてくれる。何ならその場所まで連れて行ってくれることだってある。バスに乗りたい人に運転手が気づかずにバスを出そうとすると「おーいドライバー! まだ乗る人がいるでー!」と声が飛んでくる。ジャマイカ人は基本的にピュアで、困っている人を助けることは普通なのである。

車の運転はと言うと、ビュンビュン飛ばし、無謀じゃないかと思える追い越しもガンガンするが、絶対に追い越しをされる方の車は速度を落とし、安全に抜かされようとする。狭い道では道を譲り合う。それは優しいとか親切とかではなく、当たり前のことを当たり前にやっているだけのように見える。

信頼できるのかどうかはしっかりと見極めるべきだが、多くの場合こちらがちゃんとコミュニケーションをとれば、ジャマイカ人は親切に対応してくれる。

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「危険な国」というざっくりとしたイメージが先行している気がするが、ジャマイカ人に毎日助けられ、人間の本質とはこうであるはずだと感じながら過ごすことができた。

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