みなさんこんにちは! 先日友人から「見た目から恐そうなレスラーって誰なの?」と聞かれて僕は思いついたレスラーを答えたのですが、その人が断トツという自信もなかったのでTwitterで募集してみたんです。すると皆さんからたくさんの返答を頂きまして、その内容がとても興味深かった! 「1度会場で怒鳴られて本当に怖かった」とか「あの試合で必殺技を狙ってる顔が1番恐い」など、回答だけでなく皆さんそれぞれの思い出と一緒にメッセージを送ってくれたんです。そして何より、僕のタイムラインがレスラーの怖い写真だらけになったのがとても面白かったです(笑)。

せっかくなので、そこで名前が挙がったレスラー達の迫力と貫禄で今日はボンバイエしたいと思います。

マサ斎藤

まず僕が真っ先に友人に答えたのがマサ斎藤。元々ヒールの一匹狼だったマサ斎藤は、長州が起こした昭和維新軍に参加するなど個人的には「長州の相棒」というイメージも強いです。その後、アメリカで警官と喧嘩して相手を何人も病院送りにし、刑務所生活の中で肉体改造を実現したのも有名な話。後に監獄固めという必殺技まで発明されました。また、1987年にアントニオ猪木と巌流島で2時間5分14秒にもおよぶ死闘を繰り広げたのも有名ですよね。あまり試合に出なくなってからは新日本プロレス番組の解説者を長く勤めたマサさん。個人的にはマスクやペイントで変装したレスラーを容赦なく本名で呼んでしまうマサさんの解説が大好きでした。マサ斎藤さんの弟子とも言える中嶋勝彦やマサ北宮は現在プロレスリングノアで大活躍中ですね。それでは、流血しながら鬼気迫る表情で猪木を睨みつけるマサさんの動画をご覧ください。いや、こんな顔で睨まれたら絶対恐いですって!

アントニオ猪木 VS マサ斎藤  試合後の乱闘

前田日明

実は返信頂いた中で一番多かったのが前田日明。高校時代から「通天閣の虎」と呼ばれた前田さんは「心斎橋の竜」と呼ばれたボクシングの赤井英和とともに大阪でワルの伝説をいくつも持っていて、それはケンコバさんがよく『アメトーーク!』で話してますね。「2人を会わせると大阪が壊れる」と周囲が合わせない様に苦労したとか(笑)。六本木で自分の車のボンネットに座った大柄の米軍グループをハイキックで倒したのも伝説になっています。新日本プロレスのプロレスラーとしてもかなりのエースでしたが、新日本プロレス離脱後もUWFやリングスで大活躍をされ、日本のプロレス界を総合格闘技に結びつける流れを作った1人だと思います。実現しなかったですが、本人も望んでいた前田日明vsヒクソン・グレイシーは見てみたかったです。それでは、実際僕にメッセージを頂いた中でもこの動画を挙げられた方がいらっしゃったのですが、不甲斐ない試合をした弟子の坂田亘をインタビュー中に裏でボコボコにした動画をご覧ください。

フルボッコ

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