先日、本場アメリカから世界最高峰のスポーツエンターテインメントWWEの大会が、昨年に引き続き日本で開催されました。そこで、今回のみちくさボンバイエはその大会レポを行いたいと思います! やっぱりWWEは何度見てもワクワクしますね。日本にいる外国人レスラーを見るととても大きく感じますが、WWEのスーパースターはみんなそのサイズ! さすが本場なだけはありました。そして、今年に入ってWWEに拠点を移した中邑真輔、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ(日本時代はドク・ギャローズ)を久々に見れるのもすごく楽しみでした。

前段はさておき、いくつかおもしろかった試合をピックアップしてご紹介したいと思います。それではいってみましょう!

◆7.1 第1試合 WWEタッグ王座フェイタル4ウェイ戦 ニュー・デイ vs ウーソズ vs ボードビレインズ vs ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン
◆7.2 第5試合 ジョン・シナ&ウーソズ vs THE CLUB

【大会レポ】WWE Live Japan 7.1/7.2 両国国技館 1-1

初日の第1試合からいきなりきました、ギャローズ&アンダーソンの2人。日本ではバレットクラブで抜群のコンビネーションを見せていただけに期待大ですね。観客席からも「おかえり」の声が多く聞こえ、いきなり大盛り上がりでした。4ウェイ戦だったのですが、WWEで大人気の他の名タッグチームの中でしっかりと存在感を残していました。贅沢すぎる第1試合、結果は王者ニュー・デイの2人が勝利。ニュー・デイほんと強かった。

【大会レポ】WWE Live Japan 7.1/7.2 両国国技館 2

【大会レポ】WWE Live Japan 7.1/7.2 両国国技館 4

そして初日はシングルで、2日目はアンダーソン&ギャローズとの3人タッグで我らがAJスタイルズも登場。日本でのバレットクラブ再現ともなるこの3人のタッグ「THE CLUB」が登場した時はしばらく歓声が鳴り止みませんでした。それにしてもAJスタイルズの日本での人気は健在!! リング上で超売れっ子のジョン・シナ&ウーソズと歓声の大きさを競いあって圧勝するほど、AJが両手を挙げると場内が轟くほどの大歓声が毎回あがりました。しかし、試合はジョン・シナ&ウソーズの勝利。ジョン・シナはあのごついマッチョな体格でとてもパワフルなのに、動きが本当に速いですね。身体能力の高さを再確認できました。

【大会レポ】WWE Live Japan 7.1/7.2 両国国技館 5

◆7.1 第4試合 NXT女子王座戦 アスカ vs ナタリヤ
◆7.2 第4試合 NXT女子王座戦 アスカ vs ベッキー・リンチ

【大会レポ】WWE Live Japan 7.1/7.2 両国国技館 6

昨年からWWEのマットに参戦しているアスカ、無敗のままチャンピオンになってそのまま大進撃を続けていますが、すっかりチャンピオンの風格が出てきましたね。登場からとてもかっこいいし、試合運びもとても安定していました。そして着物風コスチュームの華やかな色使いのセンス、素晴らしいですね。今のアスカは、なかなかアメリカ進出できていない日本人女子レスラーの道標となっている気がしました。試合も順調に両日とも勝利。まだまだ今後の爆進が楽しみな選手ですね。

◆7.1 第6試合 WWE女子王座戦 シャーロット vs ベッキー・リンチ

【大会レポ】WWE Live Japan 7.1/7.2 両国国技館 7

そして僕がもう一人驚かされたディーバがシャーロット。さすがWWEの女子王者といった技の完成度と試合内容でした。そう、何を隠そう武藤敬司も「自身のプロレスのベース」と話すあの大御所リック・フレアーの娘さんなのです! それを聞くと178cmという体の大きさ、身体能力の高さ、戦いのセンス、全部納得いってしまいますよね。そして、必殺技がこれまた美しい。父親の必殺技「4の字固め」をアレンジした8の字固め。誰か、日本でもこの8の字固めやってほしい! そして僕もやってみたいから誰か練習相手になって! とにかく、早くまたシャーロットの試合が見たいと思いました。Wooooo!!(リック・フレアーの決め台詞)

【大会レポ】WWE Live Japan 7.1/7.2 両国国技館 8

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