みなさんこんにちは! 前回のコラムは完全に中邑真輔モードでお送りしましたが……その直後にまさかの中邑が新日本プロレス退団! いやー衝撃が走りましたね。衝撃すぎて、Yahoo!トピックスが全部中邑のニュースになるんじゃないかと心配しました。

気を取り直して、今回ボンバイエするのは闘う国会議員レスラー馳浩。国語教師の免許を持ち、レスリング五輪選手からプロレス入り、アントニオ猪木に続き現役中に国会議員に当選した文武両道レスラーです。色々説明しようとしたのですが、なんと馳浩の引退試合の前に馳の歴史を振り返った素敵な動画を見つけましたので、手っ取り早くそちらをご覧頂きたいと思います。

プロレス 馳浩 引退試合

引退試合でもジャイアントスイング回りましたねー! 驚異の45回転! このジャイアントスイングが馳の名物技なんですが、もう華麗に回る回る! そして自分も目が回る回る! 案の定フラフラのところを攻撃されて倒れる!! この新喜劇ばりのベタな展開が見たくて、馳が相手の両足を持つ度にみんな「おぉー!」って盛り上がるんです。

僕の中で馳はシングルよりもタッグマッチが得意なレスラーだと思ってました。健介や武藤とは名タッグとして王者になってたし、僕は武藤&馳のタッグはプロレス史3本の指に入るくらいの名タッグだと思います。(あー、他にも三沢&小橋のタッグも捨て難い!)

それでは名タッグ同士のシングルマッチをご覧頂きましょう。グレートムタvs馳浩の試合です。

ムタに張り合った馳が珍しく凶器攻撃をしてムタの大流血試合になりました。

NJPW-The Great Muta vs. Hiroshi Hase

次にご覧頂きたいのは1998年に行われた現全日本プロレス社長の秋山準との試合。お互いの必殺技「裏投げ」vs「エクスプロイダー」合戦が素晴らしい。もちろんジャイアントスイングやりますよ! 負けましたけど!

Jun Akiyama vs Hiroshi Hase(01.05.1998)

アントニオ猪木、馳浩、グレート・サスケなどプロレスラーが国会議員になるケースはありましたが、大臣まで登りつめた馳は本当にすごいですよね。レスラー時代から後輩の育成にもすごく注力しており、後輩たちみんなから慕われていました。それでは国会議員レスラー同士、燃える闘魂アントニオ猪木との試合をご覧頂きましょう。1992年1.4東京ドームでの試合です。

NJPW Classics: Antonio Inoki vs. Hiroshi Hase

馳浩でのボンバイエ、いかがでしたでしょうか? どんな苦境でもポジティブに諦めない馳のファイトスタイルに、子どもの頃すごく勇気づけられたものです。最後に国会での猪木vs馳の中継動画をご覧頂きましょう。猪木が「馳大臣のスキャンダルを集めてきたが今日はやめにします。」といって国会で笑いをとっているの、すごくいいですね!みちくさボンバイエ初の国会中継動画です。次回のボンバイエもお楽しみに、それでは。

【国会】アントニオ猪木『馳大臣のスキャンダルを集めてきたが今日はやめにします』 平成27年11月11日

※上記画像は動画をスクリーンキャプチャしたものになります。