東京・六本木の「IMA CONCEPT STORE」で、トークセッション＜インターネット時代の風景論＞が全5回に渡って開催！

このセッションはインターネット時代において、現代人の視界を長時間にわたって支配している“画面”に着目。この新しいメディア環境が、我々の身体感覚や概念にどのような影響を与えているのか。その中で写真、映像、表現、アートなどが、どのような役割を果たしていくかを議論する。

11月19日（水）にはデスクトップに現れるイメージを、新たな風景としてとらえる写真家の新津保建秀が登場。「デスクトップの風景論」と題して、アートワークや展覧会のキュレーションも手掛けるウェブデザイナー田中良治とトークを繰り広げる。

その後、11月26日（水）には連続撮影した写真を切断、積層した写真彫刻を発表するNerholに加え、写真家の横田大輔、美学研究者の星野太を招いての「デジタル時代の身体性」を開催。12月3日（水）にはインターネット時代におけるリアリティーについて議論する「インターネット・リアリティその後」が催される。12月9日（火）には写真家・ホンマタカシと、Googleストリートビューを素材にロードムービーを作成する田村友一郎が、インターネットにアーカイブされたイメージの存在価値について「インターネット時代における写真と画像について」と題して考察する予定。

最終日となる12月17日（水）には、ゲストとしてニコニコ学会ベータを発足させた江渡浩一郎の他、ネット時代の新たなライセンスを提唱するコモンスフィアのドミニク・チェンが招かれる。議題となるのは「複製技術時代のコミュニティー」。実社会を表現の場として、ユーザー主体の社会システムを牽引する2人には何が見えているのか。その世界観とメディア環境の今後について2人が話し合う。

開催時間はいずれも20時から22時まで。参加料金は各回が2,200円で、全編受講で9,900円。なお、雑誌IMAの定期購読会員は、それぞれ特別価格での参加が可能となる。

Event Information

連続講座『インターネット時代の風景論』
2014.11.19（水）- 12.17（水）＠六本木 IMA CONCEPT STORE
全5回
モデレーター：山峰潤也

第1回『デスクトップの風景論 アーカイヴと無意識』
2014.11.19（水）
START 20:00／CLOSE 22:00
LINE UP：新津保建秀、田中良治（Semitransparent Design）

第2回『デジタル時代の身体性』
2014.11.26（水）
START 20:00／CLOSE 22:00
LINE UP：Nerhol、星野太、横田大輔
※Nerholは田中義久が出演予定

第3回『インターネット・リアリティその後』
2014.12.03日（水）
START 20:00／CLOSE 22:00
LINE UP：exonemo、谷口暁彦、畠中実
※exonemoは千房けん輔が出演予定

第4回『インターネット時代における写真と画像について』
2014.12.09日（火）
START 20:00／CLOSE 22:00
LINE UP：田村友一郎、ホンマタカシ

第5回『複製技術時代のコミュニティ』
2014.12.17（水）
START 20:00／CLOSE 22:00
LINE UP：江渡浩一郎ドミニク・チェン

料金：
各回受講　一般￥2,200　雑誌『IMA』定期購読会員￥2,000
全編受講　一般￥9,900　雑誌『IMA』定期購読会員￥9,000