ファッションとアートの融合。倉石一樹らが参加の展示会開催

”服もアートの一部”というコンセプトの元、ファッション・デザイナー／グラフィック・デザイナーの倉石一樹と、グラフィティ・アーティストのルーカス・プライスが立ち上げたブランドA.FOUR Labsが展覧会＜LAY DOWN AND LET IT BLOW THROUGH YOU＞を開催する。

本展は常にファッションとアートが融合するアイテムを発表し続けてきたA.FOUR Labsの2人に加え、彼らとも親交が深いアーティスト、カリ・ソーンヒル・デウィットを加えて開催される。彼の代表作であるプラスティック・サインと、そこから派生したバナー作品の他、初登場となる花柄の生地を使用した新作を展示。加えて彼のもう一つの代表作である、特徴的なオールド・イングリッシュ調のフォントを使用した『メモリアル・スウェット』を日本で初展示する。

また、ルーカスは、動画をペインティングに落としこんだ書き下ろし作品を展示。倉石はカリと共同制作した花瓶も展示する。さらに、観客参加型の『メモリアル・スウェット』制作の場も設けられる。会場で直接カリと話をし、アーティスト本人がワードをセレクト。そしてそのワードを、倉石が今展覧会のために制作したスウェットのボディにその場でプリントし、世界に一枚の『メモリアル・スウェット』を作成。アーティストとともにアート・ピースを制作出来る貴重な体験、是非この機会に参加してみてはいかがだろうか。

アート作品と洋服の境界線をぼかしながら、作品の主題同様に、アートの役割とステータスに関する疑問を投げかける本展。ファッション、アート、他者とのコミュニケーション、参加すればなにか発見があるはずだ。

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